三菱航空機(愛知県豊山町)は10日、主翼部分の強度不足などで中断していた国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)の試験飛行を、愛知県営名古屋空港(豊山町)で再開した。飛行は昨年11月27日以来、4度目。
MRJは10日午前9時43分ごろ、晴天の中で滑走路から離陸。約1時間40分の飛行を経て午前11時25分ごろ、着陸した。空港の展望デッキには多くの航空ファンが詰め掛け、離陸や着陸の様子を見守った。
MRJは昨年11月11日、初めての試験飛行に成功した。その後も試験を続けたが、主翼と胴体の接合部分の改修や試験項目の追加などが必要になったことから、6度目となる開発計画の延期を決めていた。
計画延期に伴い、2017年4~6月を予定していたANAホールディングスへの初納入は18年半ばにずれ込む見通し。初納入までに安全性の認証を受けるため2500時間の試験飛行が必要で、ことし後半から米国でも実施する予定だ。
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