マグロ1万匹大量死 いけす網への衝突原因か 和歌山
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台風11号の影響により、和歌山県串本町沖で飼育されていた1万匹余りのクロマグロが死んだ被害は、台風の荒波にもまれ、いけすの網に衝突したり、互いにぶつかったりしたことが原因とみられる。ほかにも傷ついた個体がいるもようで、さらに被害が拡大する可能性がある。
県の24日時点のまとめでは、民間業者6社が飼育していた重さ数キロから、出荷直前の100キロ近い個体まで計1万1072匹が死んだ。被害総額は約12億9千万円相当に上る。
クロマグロは高速で泳ぎ続ける習性があり、広さの限られたいけすの中では網への衝突などが起こりやすいという。
和歌山地方気象台によると、串本町では15日夜から17日午後にかけて波浪警報が出るなど高波が観測されていた。
串本町には、近畿大水産研究所大島実験場があり、世界で初めて「クロマグロの完全養殖」に成功し、串本町は養殖の最前線となっている。今回、大島実験場では被害はなかったという。
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