JR北海道の島田修社長は13日の定例記者会見で、開業から約2週間がたった北海道新幹線の平均乗車率が27%だったと発表した。10日までの16日間で集計した。乗車率は東京発着の列車で31%、仙台以北の発着列車は13%にとどまった。
北海道新幹線は3月26日に開業。初日の乗車率は61%に上ったが、翌27日は37%、28日は31%に低下。2度目の日曜日となった3日は30%に回復したが、それ以外は20%台で推移し、6〜8日は10%台後半に落ち込んだ。
JR北海道は、当面の新幹線の平均乗車率を約25%と想定し、今後3年間の収支見通しを年約48億円の赤字と見込んでいる。島田社長は記者会見で、北海道新幹線について「関連の旅行商品には多くの申し込みがあり、支持されている」と指摘したが、平均乗車率の評価には言及しなかった。
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