
水辺でこんな穴を目撃したら、勝手に吸い込まれていくんじゃないかと体が硬直してしまうかもしれない。それはまるで、水面にぽっかり空いた大きな穴。通称「ダム穴」と呼ばれるものだ。
ちょっとした異次元へのポータルみたいなことになっているダム穴は、人によっては恐怖症の対象でもある。底が見えない恐怖ってやつを怖いもの見たさで見ていくことにしよう。
ダムの水面に顔を出す奇妙な大穴。これはダムの決壊を防ぐため、増えすぎた水を下流へ放水する設備なのだ。ダムの湖底から巨大な排水口が想定水位面まで設けられており、その高さ以上の水位になった時に、余分な水が川の下流へ排出される仕組みである。
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これらの画像のものはベルマウス放水路またはグローリーホール(アサガオ)と呼ばれ、ラッパのような形をしている。ダムの表面が凍結するようなところでは、砕氷する機能がついているものもある。
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以下2枚の画像はイギリスのマンチェスターにほど近いレディバウワー貯水池(過去関連記事)だ。このあたりを流れるダーウェント川はまずホーデン貯水池、その後ダーウェント貯水池を通って、最終的にレディバウワー貯水池から南に流れていく。
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アメリカ、カリフォルニア州に1953~1957年に建設されたモンティセロダム。長さ312メートル、高さ93メートルのコンクリートアーチ型のダムだ。
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その他のダム穴
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image credit via:Bell-Mouth Spillways: How Giant Holes in the Water are Possible・translated byいぶりがっこ / edited by parumo ▼あわせて読みたい





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