「ビスティ・デナジン荒野」(米ニューメキシコ州)
地球上にはまだまだたくさんの異世界が広がっているようだ。アメリカ、ニューメキシコ州サンファンにあるビスティ・デナジン荒野(Bisti/De-Na-Zin Wilderness)には、18,000ヘクタールの大地に、まるで巨大キノコのような不思議な形状をした奇岩が立ち並んでいるのだ。
ここにはインディアン部族であるナバホ族の住居があり、化石もごろごろ発掘されることから現在は管理局によよって管理されている。
地名である「Bisti/De-Na-Zin」の”Bisti”はナバホ語の”Bistahi”からきており「日干しの大地」を意味する。70万年前、ここは古代の海のほとりのデルタ地帯だったそうだ。
2011年に行われた発掘調査で多数の化石が発見された。白亜系(カンパニアン)の地層からアンキロサウルス科の曲竜類恐竜の絶滅種「ジアペルタ」の化石も発見された。
6000千年前、最後の氷河期が終わり氷河の氷が融けた為、これらの化石や珪化木の発見の手助けをした。先史時代の動物たちがこの地をのっしのっしと歩き回っていたと思うと感慨深いものがある。
いやまじ本当キノコ星人とかいそうな気配感。
キノコ星人って何?って言われてもアー!だけど。
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