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元来、亭主関白だったという、医師で大阪樟蔭女子大学教授の石蔵文信さん(59)。「夫源病」の命名者で、夫の家庭内自立を促し、「プライドは捨てる」「あきらめも肝心」など独自の“哲学”を持つ石蔵さんにしては意外な告白。学生結婚して3人の子育てに追われるうち、混沌の中から石蔵哲学が生まれたのだった。子育てを終えた石蔵さんは今、「孫育て」に挑戦中だ。(聞き手 横山由紀子)
--3人のお子さんはもう、成人されているのですよね
石蔵 はい。そして親が勧めたわけではないのですが、3人とも医師になりました。長女は小児科医で、次女と三女は現在、研修医です。次女は工学部で学んでいましたが、途中で進路を変更しました。
--みなさん、結婚されているのですか
石蔵 長女だけ結婚しています。僕らと同じ学生結婚だったんです。夫婦とも医者で、4歳と1歳の娘がいます。ちょうど子供に手がかかる時期ですが、仕事をしっかりやらなくてはいけない時期と重なっています。帰宅時間も遅い。そこで、孫の面倒は全面的に僕たち祖父母がみています。保育所への送迎はほぼ僕がやっています。
--今度は孫育てですね
石蔵 近くに住む娘夫婦が、朝の7時半に、パジャマ姿の孫たちを連れてやってきます。うちで朝ご飯を食べさせて、保育所に送り、それから私は大学での授業や外来での仕事をします。夕食は、自宅で眼科医院を営んでいる家内が、昼休みを利用してこしらえます。夜の7時に再び私が保育所に迎えに行き、8時までには夕食、入浴を済ませます。
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