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国家の防衛は政府にとっても住民にとっても最重要事項である。軍隊は不必要で、憎しみを生むと考える人も多い。しかし国の安全を守る上で、日本の場合は特に災害時に欠かすことができない貴重な存在なのである。世界には170もの軍隊が存在する。ここで紹介するのはそこから選りすぐられた最強の軍隊だ。
今から約2年前にも、「世界最強の軍隊トップ10」という記事を紹介したが、順位に変動があったようだ。軍事費と兵士数、所有兵器などからみた、世界最強の軍隊ベスト20最新版を見ていくことにしよう。さて前回日本の自衛隊は9位だったが今回は?
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カナダの軍事費は157億ドル(約1兆7,270億円)。この豊富な予算にもかかわらず、現役兵は9万2,000人と平均的な兵士数よりも少ない。しかし必要とあらば、強烈なパンチを放つことができる。戦車181台、航空機420機、さらには潜水艦も4隻保有しており、どこから見てもカナダ軍に不足はない。また兵士たちも責任感に溢れる強者揃いだ。
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軍事費は69億ドル(約7,590億円)と若干少なめであるが、それは平和を愛しつつも勇敢な47万6,000人もの兵士によって埋め合わされている。また468台の戦車の存在も誇らしく思えるだろう。航空機が405機ある一方で、潜水艦は2隻しか保有していないが、愛国心溢れる多数の兵士がいるインドネシアの軍事力を無視することは絶対にできない。
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意外かもしれないが、ドイツは航空母艦を保有していない。とはいえ、軍事費402億ドル(約4兆4,220億円)は無駄なく使用され、17万9,000人の兵士が国家の安全に常に目を光らせている。潜水艦4隻、戦車408台、航空機663機は伊達ではない。戦力投射能力のないドイツではあるが、支援/戦闘ヘリを豊富に揃えている。またNATO加盟国を支援し、それを拡大する提案をすることすら検討した。
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軍事費94億ドル(約1兆340億円)のポーランドは、こと戦車については1,009台と予算に見合わぬ台数を保有する。さらに兵士数12万人、航空機467機、潜水艦5隻が美しい国土の防衛にあたる。近隣ではロシアがクリミアを制圧しているため、ポーランドにとって安全保障は差し迫った問題である。用心してもしすぎることはないのだ。
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2014年にクーデターが起きたタイでは現在軍事政権が継続している。軍事費は53億9,000万ドル(約5,929億円)で、保有戦車数は722台である。航空母艦を保有していないとはいえ、航空機573機と十分だ。また潜水艦も保有していないが、それは30万6,000人の兵士が穴埋めしてくれるだろう。このマンパワーがタイの統一と力を象徴している。
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規模はやや小さいが、潜水艦、巡洋艦、攻撃ヘリなど強力な兵器が揃っている。兵士数5万8,000人と少なめであるが、軍事費261億ドル(約2兆8,710円)、戦車59台、航空機408台、潜水艦6隻を保有するオーストラリア軍は世界でも有数の軍隊である。
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こちらも世界的には小規模の軍隊に入る。軍事費は170億ドル(約1兆8,700億円)で、兵士数は16万人だ。小規模である一方、イスラエル軍は世界でも屈指の軍隊と評価が高い。保有する戦車は4,170台で、有事の際はすぐにでも投入できる。また航空機684機、潜水艦5隻を保有し、こちらもやはりいつでも稼動できるよう日々訓練が行われている。
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数多くの強みで知られる台湾であるが、軍隊もそうしたものの1つだ。それはいつの日か中国本土の侵略を受けたときの備えなのかもしれない。こうした脅威ゆえに、台湾軍は日頃から真剣に国防に取り組んでいる。軍事費は107億ドル(約1兆1,770億円)で、兵士数は29万人だ。また戦車2,005台に加えて、航空機804台、潜水艦4隻を保有する。
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エジプトといえば、砂漠の中のピラミッドとスフィンクスが思い浮かび、軍隊が想像されることはない。しかし軍事費44億ドル(約4,840億円)のエジプト軍には46万8,500人もの兵士が所属しており、強力なマンパワーを発揮することができる。戦車4,624台、航空機1,107機、潜水艦4隻を保有している上に、アメリカからも膨大な財政支援を受けていることも有名だ。
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世界最大級の兵士数を誇るのがパキスタンで、その数は61万7,000人に上る。軍事費は70億ドル(約7,700億円)だが、その使途は抜け目なく、戦車2,924台、航空機914機、潜水艦9隻を保有する。これに加えて、核兵器の配備も急速に進めており、毎年その保有数は増加している。幸いにもこうした軍隊は国防を目的としたものだ。
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トルコは地中海東部で屈指の軍事力を誇る。F-35計画のメンバーであり、航空兵器を特に重視しているようだ。軍事費は182億ドル(約2兆20億円)で、兵士数は41万人と巨大なマンパワーを誇る。他にも戦車3,778台、航空機1,020機、そして潜水艦に至っては13隻を保有する。空軍で知られるトルコ軍であるが、潜水艦でも有名なのだ。航空母艦がないとはいえ、どこから見ても屈指の軍事力だ。
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イギリスは2018年までに軍隊を20%縮小することを予定している。それでもなおその力は世界有数のものだ。2020年にはHMSクイーン・エリザベスという約18,000m2の航空母艦配備を計画しており、ここに40機のF-35Bが搭載される。軍事費は605億ドル(6兆6,550億円)で、兵士数は14万7,000人だ。また戦車407台、航空機936機、潜水艦10隻を保有する。
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意外にもイタリアはかなりの軍事大国だ。340億ドル(3兆7,400億円)と豊富な軍事費に加え、32万人と数多くの兵士を有している。ここに配備されるのは戦車586台と航空機760台である。また潜水艦6隻と航空母艦2隻を保有しており、これが有事の際の海上の備えとなる。その防衛力には疑いの余地はない。
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北朝鮮と国境を接するゆえに、韓国は軍事力を増強せざるを得なかった。結果出来上がったのが、軍事費623億ドル(6兆8,530億円)、兵士数62万4,000人の軍隊である。さらに戦車2,381台、航空機1,412機、潜水艦13隻を保有する。さらに一度有事が起きれば、人口5,040万人全員が自らの意思で武器をとって、国家の防衛にあたることとなる。
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フランスはアフリカ各地に派兵し、政権の安定や過激派抑制にあたっていることで知られている。この目的のため、自国やその支援国の安全を守る兵士の訓練を怠ることはない。軍事費は623億ドル(6兆8,530億円)で、兵士数は20万3,000人である。その規模はそれほど大きくはないが、精鋭揃いであり、それゆえに世界屈指の軍隊との評価が高い。戦車423台、航空機1,264機、潜水艦10隻を保有。
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中国、アメリカに次ぐ世界代3位のマンパワーを誇るインドの兵数は132万5,000人だ。軍事費は500億ドル(5兆5,000億円)と潤沢で、戦車6,464台、航空機1,905機をいつでも投入することができる。潜水艦15隻に加えて、核兵器を保有している点でも他国とは一線を画しているだろう。決して挑発など行ってはいけない軍隊だ。
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核を保有しているインドよりもなぜか上位にランクインしていた日本。海外に知れ渡る武勇の歴史によるものかもしれない。自衛隊は世界屈指の力を有していると認知されているようだ。
しかし、実のところ日本の自衛隊はかなり小規模だ。代わりに装備や兵器を充実させることで補っている。軍事費は416億ドル(約4兆5,760億)で、兵士数は24万7,000人だ。保有するのは戦車678台、航空機1,613機、潜水艦16隻だ。
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中国軍は最近では拡大の一途を辿っており、その装備も最新のものが導入されている。マンパワーの点では世界最強の軍隊で兵士数233万3,000人を誇る。また戦車保有台数も世界2位で9,150台である。さらに航空機2,860機、潜水艦67隻を保有する。その科学技術は発展し続けており、今後もさらに強化されることが予測される。
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ここ数年、ロシアは強硬に軍事力を行使することで知られてきた。また兵士数と戦車数共に増強されている。特に戦車については世界1位の保有数で15,398台にも達する。軍事費は845億ドル(約9兆2,950億円)と大きな予算が割かれており、装備の拡充に余念がない。航空機は3,429機で世界2位、潜水艦は55隻で世界3位だ。
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アメリカについては数多くの語るべきことがあるが、その圧倒的な軍事力は最も成功している側面であろう。世界最強の軍隊の名はアメリカ軍にこそふさわしい。6,010億ドル(約66兆1,100億円)という軍事費は、国家とそこで暮らす人々を防衛するために必要なものだ。兵士140万人、戦車8,848台、航空機13,892機、潜水艦72隻を誇るアメリカ軍は他国の追従を許さない。
via:20 Of The Strongest Militaries Around The World・/ translated & edited by hiroching
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