世界中にチェーン展開している食品企業などの場合、国によって値段が異なる場合が多い。アメリカに本社のあるスターバックスは無料でwifiを解放していることや、イメージ戦略により、日本でも一部人気となっているが、その料金は割高なイメージがある。
では世界的に見るとどうなのか?スターバックスコーヒーでも一般的なラテのグランデサイズの価格の、世界30カ国の値段を見ていこう。
日本はアメリカよりも安かった
旅先でも安定した味が楽しめるスターバックスに入ってコーヒーを飲む人もいるだろう。無料のWi-Fiはあるし、仕様もほぼ一緒だし。だが確実に違うのはその価格である。
日本はなんでも高い印象があるが、ラテのグランデサイズに限って言えば、30カ国中12番目に安いのだ。ギリシャ、アテネとほぼ同じ値段である。
もちろん為替レートの変動や消費税を含めるかどうかで価格は微妙に変化するが、アメリカより安いというのはなんとも意外だ。中国は物価が安いイメージがあるが、日本より高い。
さらに面白いことに、最も高い都市5つと最も安い都市5つを比べたところ、高いスタバはヨーロッパに集中していて、安いスタバは赤道近くに位置していることがわかった。
ちなみに有名なマクドナルドのビッグマックも世界的に価格が異なり、2012年のデータでは、ノルウェーで食べると1800円もする。
本場アメリカより安いとは言え、スターバックスのコーヒー自体はファーストフード枠で見るとそれでも高い。私は酸味が強かったり苦味が強いコーヒーが苦手なので、薄目だけど香ばしさがあるマクドナルドのコーヒーで十分だ。
via:WHAT A STARBUCKS LATTE COSTS IN 30 COUNTRIES・translated by perfumoon / edited by parumo
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