「一強他弱」「盤石」と言われた安倍政権ですが、ここに来て周辺からおごりにも似た発言が漏れてきています。
6月の自民党若手勉強会では、安倍首相に近い議員が作家の百田尚樹氏を講師に招いて、言いたい放題でしたね。安保法案を批判する報道に関し「マスコミをこらしめるには広告料収入をなくせばいい」との声が上がりました。沖縄県の地元紙が基地問題などをめぐって政府に批判的として、百田氏が「2つの新聞はつぶさないといけない」とも発言しました。地元紙はすぐに抗議声明を出しましたが、当然でしょう。公的な場所での一連の発言には、ちょっと驚きましたね。
礒崎陽輔首相補佐官は、安保法案に関して「法的安定性は関係ない」と発言して問題になり、武藤貴也衆院議員は安保関連法案の反対デモをしている学生団体「SEALDs(シールズ)」について「自分中心で利己的」などとつづりました。3年前のブログでは日本国憲法が定めた三原則について「日本精神を破壊する」と断定していて…。まあ、すごいな、と(笑い)。
口を滑らせたのか、それとも本音か。問題発言をした議員は、反省していないようにも映りますね。世間は「本音だろ」と受け取ったでしょうし、最近の支持率が下がっていることにも表れていると思います。
最も脱力したのが、上西小百合衆院議員の写真集発売ですね。私が日本維新の会で講師をしているときに、彼女は塾生でした。面接官を務めたこともあります。議員会館もお隣でしたね。まだ読んでませんが、セクシーな写真が複数あるとか。私にも責任の一端があるかもしれません。次の当選はないと思ってるでしょうし、やけくそなのでしょう。今後、タレント活動していくには「炎上商法」として、良かったのかもしれませんが…。(前宮崎県知事)
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