Quantcast
Channel: 無理しないでボチボチ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2223

警察が法改正で根絶をねらう「児童ポルノの根源」

$
0
0
警察が法改正で根絶をねらう「児童ポルノの根源」

昨年は過去最高の摘発数だった児童ポルノ事件

 昨年7月の児童買春・ポルノ禁止法改正に伴い、15日から、子供のわいせつな写真や動画などの所持に対する罰則適用が始まる。子供を性的対象とした事件が後を絶たない中、所持の規制により児童ポルノの拡散に歯止めがかかると期待されている。規制をめぐっては、どこまでが違法かという“線引き”についていまだ議論を呼んでいるが、捜査関係者は「犯罪グループらが画像などを所持し続け、児童ポルノの根絶ができない現状を解消するのが狙い」としている。

 改正法は、児童ポルノを所持した場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金を科すと規定。個人がすでに所有する写真などを処分するための期間として、罰則の適用を法施行から1年間猶予されていたため、今月15日からのスタートとなった。

 警察庁のまとめによると、昨年1年間、全国で摘発された児童ポルノ事件は1828件で、被害児童は746人。いずれも過去最高だった。また13歳未満の被害児童の約7割が、強姦(ごうかん)や強制わいせつの被害を受けて児童ポルノを製造されていたという。

 今回の法改正に関連し、大阪府警のある捜査員は「児童ポルノの収集家集団を摘発した際、大量に画像を持っているにもかかわらず、やりとりを立証できなかったばかりに逮捕できなかったケースもある」と打ち明ける。インターネットが飛躍的に発展し、製造された児童ポルノは瞬時に拡散し、半永久的に消せない。このことからも「児童ポルノの根源である所持」(府警捜査員)の規制が喫緊の課題だった。

 一方、「児童ポルノの解釈が難しい」との声も依然として根強い。だが、法は児童ポルノを「殊更に児童の性的な部位が露出され、または強調されているもの」と定義。「水着姿のアイドル写真集で逮捕される可能性がある」など懸念する声も聞かれたが、“通常の水着姿”であれば摘発対象には含まれない。

 自分の娘を風呂に入れている画像などの場合も、罰則規定に「自己の意思に基づき性的好奇心を満たす目的で所持」という要件を設け、明確に線を引いた。一方的に児童ポルノ画像を送りつけられた場合も同様に処罰対象外となる。

 府警の捜査幹部は法改正の効果について「これまで法の網にかからなかった悪質な性犯罪者を立件できるようになる」と期待を寄せている。

産経ニュースへ   産経WESTへ 関連ニュース 児童ポルノ動画送った疑い 愛好者20人と動画やりとり 大阪・和泉の中学教諭逮捕 児童ポルノ禁止法違反容疑などで16人を摘発 200万点 画像押収 7府県警 元自衛官ら児童ポルノ 動画など41万点以上押収 5歳女児の下半身触りスマホで撮影 児童ポルノ製造容疑の31歳保育士逮捕 宮崎の保育所 児童ポルノ提供容疑 福岡の31歳男逮捕「生活費稼ぐため」 埼玉県警

 

 

     

   人気ブログランキングへ↑↑↑↑↑↑↑↑ 

ブログランキング  面白画像 ジョーク  ショッピングいいね

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2223