【大阪から世界を読む】
中国で大人気「パンティーを履いた桃」の妙なセクシーさ…欧米メディアは「検閲に引っかからないか?」
中国で大人気「パンティーを履いた桃」の妙なセクシーさ…欧米メディアは「検閲に引っかからないか?」
中国では旧暦の7月7日にあたる8月2日は、七夕の物語にちなみバレンタインデーだったのだが、そのバレンタインデー向けに発売されたとある商品が世界中で大反響を巻き起こしている。何と、パンティーを履いた桃だ。
お“しり”い美味あるよ
8月1日に英紙ガーディアンや英紙インディペンデント(いずれも電子版)など欧米メディアが、中国のニュースサイト、Kotaku(コタク)を引用して報じたのだが、考案したのは南京の果物業者で、作られたのは中国東部、江蘇省(こうそしょう)の無錫市(むしゃくし)。
ちなみに無錫市の陽山は桃の産地で知られ、かつて米紙ウォールストリート・ジャーナルが「地球上で最もジューシーでおいしい桃」と評したほどのおいしさ。そのうえこの市はランジェリーといったアパレル産業でも有名といい、2大地場産業をコラボさせてみようとの発案から生まれたらしい。
とはいえ、桃に履かせたミニチュアのパンティーのリアルさに加え、もともと桃は色合いや形が女性のヒップに似ていることもあり、その妙ちくりんなリアルさに世界が驚愕(きょうがく)。ちなみにお値段、9個入りで498元(約8000円)とかなり高額だが、中国では大変な人気らしい。
ガーディアン紙はこの“セクシー桃”ついて「さまざまな疑問がわき上がる」として皮肉っぽくこう評している。
「この箱入りのセクシーな桃のお尻は誰が、何の目的で購入するのか?。そして、この桃は中国の検閲をどのように通過するのか?。ウィキペディアでダライ・ラマの項目はブロックしたのに、この桃は問題ないのだろうか」
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