三菱航空機が開発中の国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の初飛行に向けた地上走行試験が、最終段階に入っている。
愛知県営名古屋空港(愛知県豊山町)で3日午前に行われた試験では時速200キロ・メートル近くに達した。9~13日の間に予定されている初飛行までには、離陸に必要な220キロ・メートルまで速度を上げるとみられる。
午後には、MRJが牽引(けんいん)車に引っ張られて空港の展望デッキ前まで移動し、詰めかけた約100人の親子連れや航空ファンから歓声が上がった。
親子で度々訪れている名古屋市北区の自営業の男性(39)は「いつもより間近で見ることができて幸運だ」と話し、さかんにカメラのシャッターを切っていた。初飛行での混雑と事故防止のため、名古屋空港は8日午後6時45分~15日午後6時45分、展望デッキを閉鎖する。
最終更新:11月4日(水)0時5分
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