任期満了に伴う大阪市長選が8日に告示され、大阪府知事選とのダブル選(ともに22日投開票)が本格的にスタートした。政界引退を表明している地域政党・大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長(46)の後任を巡り、4新人が立候補。大阪市内各所で行われた街頭演説では、維新、反維新の両陣営による批判の応酬が繰り広げられた。
自民党推薦で民主、共産両党の地元組織も支援している柳本顕元市議(41)=無所属=は、梅田で第一声。「橋下市長主役の政治から、市民一人一人が主役の政治を取り戻す」と訴えた。この日は、東京から自民党の後藤田正純副幹事長(46)が駆けつけ、「(大阪)都構想どころか、党内抗争をしている」と、国政政党「維新の党」の分裂騒動を皮肉った。
自民の演説から20分後、同じ場所で大阪維新も第一声を行い、同党公認の吉村洋文元衆院議員(40)は「昔の政治に戻してはいけない。今の改革を受け継いでやりきる」と熱弁。橋下氏も、別の場所の演説で「共産と組んだ大阪自民はろくでもない。維新をつぶすために、悪魔と一緒になって禁断の果実をかじってしまった」と猛口撃していた。
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