埴輪(はにわ)のかぶりものにスーツ姿という不思議ないで立ちでブレーク中の堺市のキャラクター「ハニワ課長」にめいっ子がいた-。世界文化遺産登録を目指す百舌鳥(もず)・古市古墳群をPRするために12日、南海なんば駅(大阪市中央区)で開かれるイベントに、めいの「ハニワちゃん」がデビューする。埴輪のかぶりものにスカート姿。関係者は「来年の国内推薦への弾みに」と期待を寄せる。(張英壽)
ハニワちゃんは幼稚園に通う女の子という設定で、年齢約1600歳のハニワ課長の30年後に焼き上がったとされる。物憂げな表情にも見える課長と違い、目元はパッチリ。口元には笑みをたたえ、頭にはリボンをつけている。
イベントは、府と古墳群が立地する堺市、羽曳野市、藤井寺市でつくる百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進本部会議と南海電鉄が企画。ハニワ課長は南海電鉄で同古墳群の世界遺産推進PR担当課長となる辞令を受け取り、ハニワちゃんが紹介される。2キャラクターは乗客らに、登録への取り組みを紹介するパンフレットを配布する。
ハニワちゃんは「ハニワ課長には何でも言えるけど、ほかの人と話すのは緊張します。無口だけど、忙しい課長のお手伝いをしたい」と控えめ。当日のファッションは水色のトレーナーにスカートの予定だ。
南海電鉄は今月に入り、主要駅を中心に「世界文化遺産を大阪へ」と書かれたポスターを掲示。推進本部会議は今後、近鉄とも協力を深めていきたいという。イベントはなんば駅2階中央改札口前で午前10時~午後4時に行われる。
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