医者になる為に必要なのは知識だけではない。的確に患部を処置するには精密な手先を使った技術も要求される。岡山県にある倉敷中央病院では、2016年度の新卒研修医の採用試験で、こんなユニークな実技試験を実施した。その内容がネット上に公開されると海外に拡散され、早速掲示板で話題となっていた。
その試験の内容は以下の3つである。
1. 5mm平方の折り紙で折り鶴を何羽折れるか
2. 13のパーツに分けられたタマムシの標本(体長約35mm)を、もとの姿に組み立て直せるか
3. 一粒(約5mm)の米の上に、極小の刺身を載せた寿司を何貫つくれるか
以下の動画は、実際に医学生らが試験を行っているものである。
日本人でも驚いてしまうこのテストだが、動画が紹介されていた海外掲示板、9GAGでも驚きのコメントが寄せられていたようだ。
想像以上に細かな作業の目白押しで、仮に受けたとしても完成以前にタマムシの足の先やシャリになる米粒を無くす予感しかしないわけだが、知識だけでなく繊細な技術も求められる医師道はとんでもなくハードみたいだ。
昨年の研修医トライアウトの詳しい情報はコチラのホームページでチェックできる。なお、今後の実技試験が折り紙になるかどうかは未定だそうだ。
via:Japanese Hospital Has An Insane Way To Test Young Surgeons - Using Micro Origami, Sushi and Insects・translated by perfumoon / edited by parumo
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