うがい薬として広く知られている「イソジン」の製造販売が、Meiji Seika ファルマ株式会社からムンディファーマ株式会社へ移管されることになりました。これを受けて、明治は2016年4月から「明治うがい薬」を発売することになったと発表しました。
50年以上にわたる普及実績と知見により「明治うがい薬」新発売|企業情報|株式会社 明治
http://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/2015/detail/20151209_01.html
イソジン®製品に関するムンディファーマへの製造販売承認移管のお知らせ
http://www.meiji-seika-pharma.co.jp/pressrelease/2015/detail/151209_01.html
うがい薬として知られる「イソジン」の有効成分「ポビドンヨード」は1956年に開発されました。日本では1961年に明治製菓(現:Meiji Seika ファルマ)が最初のポビドンヨード含有製剤の開発を行い、オランダのMundipharma B.V.と提携して外用消毒剤「イソジン液」の製造販売承認を取得、50年以上にわたって開発・製造・販売・普及を行ってきました。
しかし、この提携を解消し、製造販売承認がMundipharma B.V.の日本法人・ムンディファーマ株式会社へ移管されることが決まりました。これに伴い、明治では「イソジン」を製造・販売することができなくなりますが、これまで蓄積した知見をベースに、新たに「明治うがい薬」およびシリーズ12品を販売することになったとのこと。
「明治うがい薬」のパッケージはこんな感じ。これまで「明治 イソジン」のパッケージに描かれてきたカバくんが引き続き用いられ、「イソジン」と書かれていた部分が「うがい薬」となっている他はほぼ同一。
明治によると、味と成分もこれまでと変わらないそうです。
なお、「イソジン」については塩野義製薬がムンディファーマと独占的販売提携契約を締結しており、塩野義製薬のコンシューマーヘルス事業を行う新会社・シオノギヘルスケアが2016年4月1日以降、販売・流通を行うことになっています。
「イソジン®」ブランド製品販売提携のお知らせ
(PDFファイル)http://www.shionogi.co.jp/company/news/2015/qdv9fu000000tje1-att/151209.pdf
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